本記事では、中国輸入を始めたい方に向けて、AlibabaやTaobaoといった中国の仕入先から、仕入れや販売をしてはいけない商品をご紹介します。
AlibabaやTaobaoなど中国輸入サイトには様々な商品があります。
そこで売れそうだからと、つい商品を中国輸入サイトから仕入れをしても、税関で引っ掛かり日本へ輸入ができないことがあります。
また、商品の輸入ができたとしても、メルカリでの販売が禁止されている商品を輸入しては、大量に商品が残ってしまいます。
そのため、仕入れや販売をしてはいけない商品を本記事で理解していきましょう。
中国輸入を始めたい初心者の方は是非最後までお読みください。
【瀬戸山エリカ】輸入をしてはいけない商品
輸入禁止商品は大きく3つに分けられます。
- 輸入が禁止されている商品
- 輸入が規制されている商品
- 法律で販売が禁止されている商品
では詳しく説明します。
輸入が禁止されている商品
輸入が禁止されている商品は12の分野が禁止になっています。
例えば「医薬品」や「銃器」、「児童ポルノ」などがあります。
その中でも特に注意したい商品が「コピー品」と「偽物」です。
「医薬品」「銃器」「児童ポルノ」は輸入してはいけないことが分かることでしょう。
しかし、「コピー品」や「偽物」になると見分けがつかないですので、注意しなければなりません。
このような商品は輸入同様に、販売も禁止されています。
それを知らずに販売をしてしまうと、「知的財産権の侵害」にあたり、法律違反そして損害賠償の受けることになります。
知的財産権の侵害は、たとえあなたが知らなかったとしても、侵害にあたる行為をしていた場合は法律違反になります。
さらに細かい禁止商品はまだありますので、詳しく知りたい方は税関のサイトを参照ください。
輸入が規制されている商品
禁止商品と規制商品の違いは、一部の条件をクリアすることで販売が可能になる商品があるということです。
しかし、条件をクリアしなければ輸入が禁止となっています。
輸入が規制されている商品は、
- 食品
- 食肉加工品
- 電化製品
- 医薬部外品
- 医療機器
- 動物
- 植物
- 乳幼児用玩具
これらの中で一番気を付けなければいけない商品は「乳幼児用玩具」です。
なぜ乳幼児用玩具が規制の対象になっているかというと、赤ちゃんが口に入れてしまう可能性が高いですので、食品衛生法に引っかかってしまうからです。
輸入はできるのですが検疫が必要になります。
検疫は書類や作業などが大変になりますので、初心者の方にはオススメできません。
詳しくは「miproのサイト」に記載されています。
また、乳幼児向けの商品ではなくても「ナイフ」や「フォーク」などのカラトリーといった食器類は、口に入れる可能性がありますので輸入が規制されています。
そのため、成分検査や届出を出す作業が必要になりますので気を付けましょう。
基本的には口に入れるものに関わる商品は、輸入対象にしないことをオススメします。
法律で販売が禁止されている商品
法律で販売が禁止されている商品は2種類あります。
- PSEマークを取得していない商品
- PSCマークを取得いていない商品
PSEマークを取得していない商品
PSEマークとは電気用品安全法の基準をクリアした電化製品に表示されるマークのことです。
例えばモバイルバッテリーやACアダプター、ヘアアイロンなど家のコンセントから電気を取る商品というのはPSE対象商品の可能性が高いです。
PSEマークの対象商品を販売するには、輸入事業者自身が検査を行って、その上でPSEマークを表示して販売する必要があります。
PSEマークの商品というのは複雑ですので素人が判断せずに、経済産業省のHPに記載されていますので、そちらを確認してから購入するか検討することをオススメします。
PSCマークを取得いていない商品
例えばバイクのヘルメットや石油ストーブ、登山用ロープ、ライターなどが当てはまります。
使う人の命や体に対して危害を及ぼす可能性が高い商品はPSCマークが必要になることがあります。
最後に
輸入禁止商品は大きく3つに分けられます。
- 輸入が禁止されている商品
- 輸入が規制されている商品
- 法律で販売が禁止されている商品
本記事で紹介した商品以外にも、禁止商品や規制商品がたくさんありますので、判断に迷った方は「JETRO」や「mipro」といった輸入規制品に詳しい機関い問い合わせしてみてください。
また、すでにメルカリで中国輸入に取り組んでいる方の意見やアドバイスを参考にしてみましょう。
輸入・販売の禁止商品があるから中国輸入をしないのではなく、法律を守った上で中国輸入に取り組んで頂ければと思います。
もし中国輸入やメルカリ転売のことで分からないことがあったら「瀬戸山エリカの公式LINE」からご連絡頂ければご相談を受け付けています。