皆さんはメルカリで何か購入した際、届いた商品の梱包が雑で残念な思いをしたことはないでしょうか。
梱包状態が悪いと、悪い評価がつくことや、コメントも悪くなる、そしてユーザーが減り、リピーターになってもらえないといった悪循環を招くことになります。
今回はメルカリで物販ビジネスを展開する皆さんへ向けて、購入者に悪印象を与えるやってはならない梱包方法10個を紹介します。
メルカリで販売者と購入者がお互いに気持ちの良い取引にするためにぜひおさえておいていただきたい部分ですので、最後までご覧ください。
スーパーのレジ袋に商品が入っている
やってはならない梱包方法の一つ目は、スーパーのレジ袋に商品を梱包してしまうことです。
レジ袋はピンキリで、耐久性のあるものからかなり薄いものまで様々です。
薄くて破れやすいものを使っていると、何かに引っかかって破れる可能性もあります。
梱包だからといって何かに包んであればよいわけではありません。
ビニール袋に包んでおくにしても、商品の梱包用になるなるべく厚手のものを選びましょう。
商品を包んでいる袋がくしゃくしゃ
商品を包んでいる袋がくしゃくしゃなこともダメな梱包です。
これは資材をリサイクルしていると、起こりやすい現象です。
他の商品を買ったときについてきた緩衝材やOPP袋と呼ばれる梱包用のビニール袋を使うことがありますが、リサイクル資材を何度も使って、一度しわが付いたものを伸ばして使うということは、購入者に手抜き梱包の印象を与えるのでやめましょう。破れているものももちろんダメです。
もし、リサイクル資材を使うのであれば、丁寧にたたむなど綺麗に管理するようにしましょう。
プチプチがへたれているもの
新しいプチプチを使う場合は、特に問題はありませんが、プチプチする梱包資材をリサイクルして使おうとする際、注意してください。
プチプチで空気の入っていないものは、ただのビニールです。緩衝材としての役割は果たしません。そのようなもので梱包すると、悪印象を与えるだけでなく、商品を傷つけることにもなるので、絶対にやらないようにしましょう。
テープが少ししかついていない
梱包の際、テープが少ししかついていないこともやってはいけない梱包方法です。
商品を入れている段ボールやビニール袋の入り口を全面しっかりテープで止めてあれば問題ありませんが、小さいテープを仮止めのような形で止めて配送してしまうと、剥がれやすくなり、配送中に商品がはみ出てしまうなどの問題が発生します。
入り口を覆うようになるべく広いテープで止めるようにすると、安全です。
ガムテープを適当に貼る
ガムテープで梱包した商品を止める際、手で切って切り口が汚いままなのも、やってはいけない梱包方法の一つです。
切り口が汚いと、購入者に悪い印象を与えるだけでなく、梱包も不十分になってしまうこともあります。
また、購入者にもよりますが、ビニール袋をガムテープで梱包していること自体あまり良い印象を持たない方もいます。
ガムテープで止める場合は、切り口を綺麗にすることや、商品に合わせてテープの種類や梱包資材を変えることも検討しましょう。
中身が透けている
「中身が透けている」これは今回紹介している中でも一番やってはいけない梱包方法と言っていいかもしれません。
メルカリなどネット経由で買い物できる利点として、いつでも購入できることやすぐに商品が届くことなどがありますが、自分の買いたい商品を誰にもバレることなく買えるという利点で利用される方も多くいらっしゃいます。
物によっては見られたくない商品がビニール袋にただ入っているだけで、隠されていない状態で発送してしまうと、配達員にみられるだけでなく、家族や持ち運び時に赤の他人に見られる可能性が出てきてしまいます。
プライバシーを保護する事も物販を行う上では、非常に大切なことです。
梱包の一番外側は中身が透けない資材を使うようにしてください。
届いた商品に髪の毛が入っている
髪の毛が抜けることはごく自然で仕方のないことですが、その毛が梱包した中に入っていると、購入者側に悪い印象を与え、低評価のレビューにつながりますので、やってはならない梱包方法と言えます。
梱包する際には、髪をまとめることや、髪を触らないようにするという心掛けをしましょう。
また梱包後に再度チェックして髪の毛が入っていないかどうか確認するようにしましょう。
動物の毛が入っている
犬や猫などを飼っている方は特に注意していただきたいことですが、動物の毛が梱包した商品の中に入っていることもNG行為です。
動物の毛が抜けることも、生理的現象で仕方のないことですが、先ほど紹介した人の髪の毛が入らないように工夫することが必要です。
またメルカリで出品する際は、プロフィールや商品の説明欄に動物を飼っていることと、毛の付着などを気にする方に向けて購入を控える注意書きを一言入れておくだけでも、トラブルに発展しづらくなります。
サイズオーバー
サイズオーバーの状態で送ることもおすすめできません。
皆さんが送ろうと思った発送方法が、実は実際送ることができるサイズよりも大きい場合、送り方によってその商品を扱う業者さんの対応が変わってきます。
例えばらくらくメルカリ便の場合は設定したサイズではなく、実際のサイズに合わせた送料に変更されて購入者の元に届きます。
ゆうゆうメルカリ便では、所定サイズ以内の梱包では、実際のサイズに合わせた送料に変更になります。
逆に所定サイズ以上になると、出品者の元に返送されてしまうこともあります。
一度返送されてしまうと、匿名配送が使えなくなります。さらに購入者の元へ商品が届く日数も余計にかかってしまいます。
実際に梱包したサイズに合わせた送り方を心がけて下さい。
過剰梱包
過剰梱包とは、必要以上に緩衝材や資材を使って梱包されている状態です。
購入者に対して、商品を大切に届けたいという気持ちの表れでもあり、一概に駄目とはいえませんが、梱包に必要なポイントを抑えていればそこまで必要がありません。
梱包資材が多くなるほど、お金も時間もかかってしまいますし、商品を受け取った方もごみが増えてしまうことになりますので、商品を傷つけない程度に最低限の梱包を心がけるようにしてください。
最後に
ここまで、メルカリを使った物販でやってはいけない梱包方法についてお伝えしてきました。
メルカリを使った物販の梱包で大切なことは、今回紹介した、やってはいけないことをおさえつつ、「濡らさない、壊さない、汚れがない、」この3つの「ない」を心がけることです。
メルカリはフリマアプリで中古品を扱うことが基本ですので、商品も梱包もお店レベルの綺麗さを求めることは難しいかと思います。
しかし、購入者目線で考えることや破損や濡れることを防ぐこと、なるべくお得に送ることこれを基本に考えれば、今回紹介した、やってはいけない梱包にはなりません。
梱包のポイントをしっかりおさえてメルカリで販売者側も購入者側も双方が気持ちよく取引できるように活用していきましょう。
瀬戸山エリカ公式LINEではメルカリを使った物販での成功法則や、物販ビジネス全体で役立つノウハウを公開しています。
副業や物販に興味のある方はぜひご覧ください。