自由な「おひとりさま」生活をして老後に備えるには、固定費など様々な費用を考慮すると、最低毎月30万円は確保したところです。
毎月30万円を目指す場合、簡単なやり方は身近なスマホアプリを使った不用品販売から始めて、月数万円、慣れてきたら月10万円を目指す方法がおすすめです。
特にメルカリで不用品販売をすると、商品や価格の工夫で簡単に売れる場合があります。このように小さな成功体験を積み重ねることが効果的なのです。
このような積み重ねをしていき、月10万円の収入を目指し、達成したら次は月30万円の収入を目指せるようにすることが大切です。
今回は月10万円を副業で手にするために必要な考え方や、ノウハウを紹介していきます。おひとりさまでも、簡単にできることばかりですので、最後までご覧ください。
10万円が手に入ったら、あなたは何に使いますか
昨年コロナウイルスが蔓延した際、経済対策として実際10万円が手元にあった場合、どのようなことに使いたいのかという調査が行われました。
その中で1位となったのが、「生活費の補填」2位が「貯蓄」ということになりました。
コロナウイルスが蔓延しているという有事ではありましたが、10万円収入が増えることによる使い道について考えるには非常に参考になるデータです。
多くの方が生活費の補填や、将来に備えて貯金するという選択をしています。
日本人の国民性もありますが、10万円渡されても、レジャーや娯楽に使うというより、今後の生活を優先させるために使うことが分かりました。
10万円達成は、手段の選び方が9割
おひとりさまの方が副業で月収10万円稼ぐには、どの仕事を選ぶかが非常に重要です。
本業の他にアルバイトをする場合、全国平均の時給が902円として、月収10万円を得るためには、週5日勤務でも1日5時間は働かなければなりません。
本業が18時に終わるとして、そこから単純に5時間働くとすると、最低でも23時まで働くことになります。
これだけ働くことは決して簡単なことではありません、副業で稼ぐにはアルバイトよりも効率が良い方法を選ばなければならないのです。
この際、注目したい副業がメルカリを使った物販です。
メルカリを使った物販で月10万円をかせぐには、単純計算で30日間、毎日3333円の利益を出せばよいのです。
毎日3000円以上の利益を出すことは難しいように感じるかもしれません。しかし、物販は「安く仕入れて高く売る」というビジネスモデルです。そのため、安い仕入先さえ分かっていれば、アルバイトより早い段階で稼ぐことが出来るようになるのです。
体力や能力、経験の差が出ないことも物販の良さです。
アフィリエイトやFXなども人気の副業ですが、このような副業や月10万円の利益を作るまでに多くの時間と、特別なセンス、知識や忍耐力が求められるのです。そのため、物販が一番現実的に月10万円の利益を達成できる副業と言えるのです。
不用品を売るだけでは10万円は稼げない
メルカリが発表した平均月間売上額は、1人あたり約1.7万円です。
年代別では60代以上の男性で3万1960円、女性で2万9788円と年齢を重ねるほど、売上が上がっていることがわかります。
このデータから年配の方は高額の不用品を持っているという傾向が表れています。
しかし、このデータから分かる通り、ただ不用品を売るだけでは、月10万円の売上には届きません。
メルカリを使った物販で月10万円の売上利益を達成するには工夫の積み重ねが必要なのです。
例えば、不用品を販売する際に多いのが、価格を適当につけてしまうことです。自分がいらないもので、自分の価値観で値段をつけてしまうと、思わぬ損をすることがあります。
予めその商品がメルカリではいくらで販売されているのか、市場調査をちょっと行うだけでも大きな違いがあります。
他にも商品を上位表示させるコツや、商品を高く売るための「引き寄せのコツ」などがあります。このコツについては『「おひとりさま」のお金の増やし方』をご覧ください。
「数字力」の基本は家計簿にあり
必要な情報をしっかり集めれば、メルカリで10万円稼ぐことは可能です。特別なスキルは必要ありません。
しかし、不用品販売での月10万円の売上にいたるまでに、売り上げを徐々に上げていく為に意識しておくべきことが2点あります。
それは「数字力」と「調整力」です。この数字力と調整力について紹介します。
数字を意識すればお金は増える
まずは数字力について紹介します。
数字で考えると聞くと、難しそうに思えるかもしれません。いきなり様々な数値を扱うことは不安かと思いますので、まずは家計の見直しから始めてみましょう。
毎月自分の家計は赤字なのか、黒字なのか、どの部分で支出が多いのか、そういったことを知っておくだけでも違います。
老後の資金や教育費が不安なら、将来いくらあれば足りるのか、数字で考えることから始めましょう。
多くの方が貯金できない理由は漠然と「貯めないといけない」と考えているからです。
何のために貯金しるのか、収入を増やす必要があるのか、具体的な目標を持つとモチベーションが上がります。
調整力をつける
お金をいくらまで貯めるか、目標を考える上でもう一つ考えておくべきことがあります。
それは、副業が自分にとってどのような位置づけなのかということです。
自分がどうなりたいのか、いくら稼ぎたいのか、最初は分からない方がほとんどです。
その為に計画を立てて、進めていくことが必要なのです。
この計画に必要なことは、長期的に物事を考える力です。目標を達成している自分を想像して、そこから逆算して考える習慣、これを「調整力」というのです。
この調整力について、先ほども紹介した家計簿で考えてみましょう。
家計簿は、一度書き終わると、過去のことのように思えてしまい、見返さないことも多いのではないでしょうか。
しかし、家計簿というものは、未来のためにつけるものです。
家計簿をつけ続けて、月毎や週ごとに見返した時に、食費を使いすぎたことや、固定費を削減できた場合、その先、どのようにお金を使えば効率が良いのか調整することが家計簿の重要な役割です。
これは副業でも同じです。月に10万円を目指すなら、帳簿を見ながら、1か月の結果から来月に改善できる部分を考えることが大事なのです。
帳簿をしっかりつけて副業を行うことで、反省点や目標達成に足りないものがはっきりとするようになります。
帳簿に数字をしっかり記録しておくと、月10万円稼ぐためにどのくらい稼げばいいのか、いくら発送費がかかっているのかなどが分かります。
10万円達成のためには、帳簿からみてある4つの数字をおさえておく必要があります。
メルカリ物販を行うために重要な4つの数字や、月10万円の利益を達成するために重要なマインドセットについては、『「おひとりさま」のお金の増やし方(瀬戸山エリカ著)』をご覧ください。
またこちらの瀬戸山エリカ公式LINEでは、お金に関するお役立ち情報を随時配信しておりますので、併せてご覧ください。